凸観戦記

(おもにJWP、女子)プロレス観戦記です

WrestleExpo 青海

20060820東京臨海副都心イベントスペース青海A地区

 途上、乗り換えの新橋駅で、けっこう強く雨が降ってくる。やばい野外の大会なのにと思いつつ慌てて傘を買う。この時は、ゆりかもめに乗ったとたんに止んだが、試合中ときおり小雨が舞いました。

 この2日間の WRESTLE EXPO の、主催のミックエンターテイメントって、潰れかけた日本スポーツ出版社(ゴング)を引き取ってくれたところですよね?。

 リングアナの水原さんは日本ハムのユニフォーム。背番号1SHINJO。


1.レディゴンスペシャルプレゼンツ
渋谷シュウ(JD)、○栗原あゆみ(Ms)(7:16ミサイルキックから)米山香織、希月あおい(我闘姑娘)

 赤コーナーは期待のタッグ。
 こうしてあおいちゃんが、いろいろな少し上の先輩と当たる機会が増えるのは、間違いなく良いことだろう。
 出だし、カウンターの倒れ込み式エルボーアタックなどから、ボディスラムで渋谷、栗原をマットに重ね、パートナーとポーズ「青春ピラミッド!」。ヨネちゃん少し戸惑ってた(笑)。

 中盤、栗原と米山で、スピーディでとぎれない攻防がある。米山が引っ張っているのだろうか。巧いな。

 終盤米山組、対角線上に敵2人を横たえ、その外側に立って「行くぞー」とアピール。それぞれ、近い方の相手を飛び越して遠い方の敵に同時にランニングセントーン。さらにコーナー、セカンドロープに登り、合図とともに同時ダイビングセントーン。
 その後も希月、コアラ?(コーナーへの半身タックル)などで栗原を追い詰めたが、敵の十八番を食らって敗れる。


2.WWWCトーナメント1回戦
○木村響子(日本)(5:19キムラロックI)×レベッカノックス(アイルランド)

 木村がパフォーマンスをやりたい放題。レベッカ細い身体でアイコノクラズムをよっこら決めたぐらい。一方的。

 この日は、アームレスラーの山田よう子、息吹の松本浩代らが客席から観戦していた。


3.同
○田村欣子(日本、NEO)(7:12GUSTから)×アマポーラ(メキシコ)

 アマポーラがなんだかヌルヌル、じわじわと絡みつき、巧さで支配しているように見えた試合。バックから、相手の肩に腕をかけ、自ら尻もちをついて膝を立て、倒れる敵の背中に突き刺すバックブリーカーだとか、Wアーム式のフェースバスターもいっぷう変わっていて、見慣れないメヒコの技でペースを握って離さない。
 田村が無理やり終わらせたようなかたち。


4.ニューNEO女子プロレスvsNEOマシンガンズ、負けたら解散マッチ
タニーマウス(NEO)、○宮崎有妃(NEO)(9:47恥かし固め)松尾永遠(NEO)、×浦えりか、高橋りか

 “ニュー全日本女子プロレス”をもじり、甲田現音響係がアイドルを使って新団体を立ち上げた、というストーリー。

 アイドルの出番は少なめ。ローンバトルのつづいた松尾を助けるでもなく控えから声援(笑)。
 やっと入ってきて「イクゾー」松尾のあとに続いてぐるぐる、そのあと少しやり取り。
 ピンクの水着の、背が低く色の白い方(高橋)は、ゆ〜っくりとだが側転アタック、ポストに登りかけてカンチョーされるも、怒ってこれまたゆっくり前方回転エビ、とやや健闘。少し、運動神経がいいのかも。
 青い水着の方(浦井)は、宮崎の手で音を出すドロップキックが顔面に直撃してノックアウト。
 けっきょく、2人同時にフィッシャーマンで投げられたあと、試合の初めには前転で逃れた恥かし固めを、これまた同時にかけられてギブアップ。

 おもに、アイドルの練習量という点で、以前のホリプロ軍団のときの方がまだしも良かった気がする。
 赤の「Halkamania」Tシャツを着た甲田氏が、お約束でちょこちょこ介入してくるのは可笑しかった。
 ニューNEO女子プロレスは、旗揚げ前に解散の憂き目に。


5.ボリショイプロデュース、お台場スペシャルバトルロイヤル(10人参加)
○植松寿絵(17:26ドラゴンSPXホールド)×ボリショイキッド
※退場順= 三田英津子、倉垣翼、輝優優、KAZUKI、闘獣牙Leon、元気美佐恵、春日萌花、アメージングKONG

 ボリショイ考案の特別ルールは、開始後3分、6分、9分で1個ずつ、公認兇器としてスイカがリングに投入されるというもの。

 ゴングが鳴ってすぐ、1人1人近くにいる相手のリストを掴んで10人が繋がり、端から端へ、ヒネリがウェーブのように伝わっていく。
 このあと、1列に並んだまま、往路は張り手のリレー。復路、エルボーのリレーになるはずが、KAZUKI→三田の場所で、KAZUKIが先に謝ってから打ったにも関わらずやはり三田さんは怒り、即座にやり返して往復不成立。KAZUKI袋叩き(笑)。

 1個目のスイカ、キター。奪い合い。ゲットした春日から、なぜか進呈された三田さん、ご満悦だったがアメコンに奪われて追い掛け回す(アメコン皮のまま齧りつこうとする)。そしてスイカ割れる。
 植松がモップを持ち出してマットの清掃。そこへ春日がしゃしゃり出て相手を挑発、斜めロープワークを見せ、植松の動きと相俟ってリング上混乱。

 倉垣がアメコンをアルゼンチンする驚愕の場面あり。
 2個目のスイカが来る前に、三田・倉垣オーバーザトップロープで失格。
 2つ目は、まず元気が足元に安置して、「このスイカを割れる奴はいるかー」。まず春日「ハーッ」気合いから掌底だが無理無理。ボリショイも「押忍!」から正拳だが無理、KAZUKIの膝もダメ、「ランランララン」と囃されてポストに上がった輝のダイビングニーでも割れず、ここで名タッグ植松輝の両サイドからの低空ドロップキックでようやくスイカがぐしゃ。しかし輝、着地と同時に皆から押さえこまれ退場。

 3個目はボールわたし。はじめ股下を通していき、末尾の者が先頭へ走ってこんどは頭上を渡していく。
 KAZUKIが列の最後尾から、スイカを運搬して前へ走ったとき、滑りやすくなったマットにズル。ここでもすかさず全員が押さえ込みKAZUKI失格。

 植松がしつこくマットを拭いていたが、しばらく水気を含んだままで、おっかなびっくりトコトコ歩きする選手達。スイカの甘い香りが客席に漂う。
 え〜とLeonは何で負けたんでしたっけ^^;)。

 あと5人。落とされかかりエプロンに追い詰められた春日。突っ込んできた元気を、トップロープを下げて場外へスルー。
 さらに他の選手からの追撃に耐え、かわし、なぜか場外に居残った既失格者たちに背中を支えてもらったりしてエプロンで生き延びていた春日だったが、アメコンに威嚇されると大人しく自ら脱落(笑)。

 3人に。ボリショイと植松がアメコンの前に手を差し出し頭を下げ「お願いします」。キアはピコさんを選んで交渉成立。
 だがその直後、後ろを向いたアメコンをボリショイが騙まし討ち、振り向くキア、ピコさんマットに寝て死んだフリ。疑いは植松にかかる。
 なんだかんだで3者入り乱れ。「ナンダヨ」とアメコンが口走るのが可笑しい。
 ボリショイが巧くアメコンを飛びつき腕十字のようなかたちでトップロープ越しに送りだし、1対1に。
 植松、敵が攻めにきたまさにそのタイミングで、口に含んでいたスイカを顔に噴きつけ、得意技で勝利。


6.WWWCトーナメント準決勝
○ミスシェフ(アメリカ)(7:14デシクレイタから)×木村

 入場時、突如客席に現れた大日本の外人?の雄叫びに呼応したミスシェフ。
 日本のプロレスのファンなのだろう、小橋のマシンガンチョップにカズハヤシのファイナルカットを使う。ほかにその場飛びムーンサルトなど。
 技の形に注意がいって、気迫がこもってないような。男子でも、アメリカのインディーから来る選手にときどきいるタイプ。
 フィニッシュは、零(未来)のナイトカッターの体勢から、回転せずそのまま下に落とすネックブリーカーというかフェースクラッシャーというか。
 下半身ジーンズ、チェーンも導入した木村だが、あっけなく散る。


7.同
○田村(6:44トモレクラッチ)×ヴェネッサ・ザ・マウンテン(カナダ)

 田村、マウンテンの巨体を持て余しに持て余しまくる。日本語がおかしいが…。
 そしてまた、無理やり終わらせる。田村体調悪いのかな。
 いかんなこのトーナメント。


8.下田渡墨壮行試合
○下田美馬、井上京子(NEO)(18:26タイガーSPXホールド)日向あずみ(JWP)、さくらえみ(我闘姑娘)

 メキシコに無期限滞在する下田。日本で当面最後の試合にあたり、パートナーに京子を指名。かつて“きょんぴーみまたん”として組んでいた頃の連係、倒れた相手をはさんで向き合い、両手をお互いの肩にかけ「ねー♪」と首を傾げあってからのエルボー、などを再現してみせる。

 その相手に立候補したのは、これもデビュー11周年の記念の試合となるさくら。「我闘姑娘旋風曲」によると、仲村由佳の引退試合に感動し、そのあと話もして、格好悪さをさらけ出すことが格好良い、生き方にも惹かれ、ぜひ戦っておきたいと思ったのだと。

 はじめ、下田の関節技がもたもたしたりなかなか噛み合わず、いっぽう京子との絡みになるとこれは歴史があって噛み合い熱戦になったり(フブキラナも出た)、どうなのかなと感じさせられたが、進むにつれて、想いが通じ合ったような攻防になってゆく。
 カカト落としを返し、京子の強烈なパワーボムも返し、Wアーム式シュミット背骨の連発、ラマヒストラルの連発で追い上げる。
 敵の反撃、京子のパワーボム+下田がポスト最上段からネックブリーカー、も返したが、最後は下田渾身の必殺技で。

 こういう特別興行に出る際の、控えめぶりが気になることのある日向。
 この日も京子にしつこくジャーマンを狙い、反動を利用してようやく投げ切ったのが大きな見せ場だったぐらい。しかし今日に限れば、さくら主導で吊り天井を競演するなど、フォロー役に回ったのは正解で、いい仕事。先述の、さくらのWアーム式シュミット背骨の直後、私の技だわよとばかりにリングイン、自分も1発放ったのは可笑しかった。

 京子マイク「下田さん、また何年後、いや1週間後でもいいですが、また帰って来てください。その間、私が日本の、と言ったらおこがましいんですが、女子プロレスを守ります」。
 下田「女子プロレス、がんばってます!日向選手、さくら選手、それぞれ抱えている若い選手、それに何より日本には、井上京子がいるじゃありませんか!!」。
 2人握手して頭を下げ合う。退場。


9.WWWCトーナメント決勝・NEO2冠選手権
○田村(=王者)(8:18エルボーで)×ミスシェフ(=挑戦者)

 事前の田村の要望により、決勝はタイトルマッチを兼ねることに。
 ミスシェフも田村も、さっきよりはちっとは良かったけどね。デシクレイタが返されてしまい、田村がトーナメント優勝と同時にNEO2冠を防衛。
 両者、終わって長く抱擁。ミスシェフは日本に来られて嬉しかったのでは。
 トーナメントはアマポーラとヴェネッサの決勝が良かった気が…。


 大会終了後、フリーゾーンでいくつかの試合を見る。

・ミゼット
○プリティ太田(3:47真空投げ)×ミスターブッダマン
 いつもの。今井さんの喋りつきだったけど、レフェリーが笹やんじゃなかった。

・アックスボンバーズ
高西翔太(01)、○宮沢一起(押忍闘夢)(6:56ハイキックでKO)×726(ユニオン)、田村和宏(U-FILE)
 大森って、本当にああいう風に喋れるんだねえ。ちょっと笑った。

・666
○怨霊、暗黒シャーマン・モリノス(12:11 66ロック)ラム会長、×忍
 忍の空中回転、ラム会長の技のキレ、モリノスさんの形の美しさなどを堪能。
 フリーゾーンのリングの真横に我闘姑娘のテントがあったんだけど、直前までいたひかりちゃんがこの試合中はいなかった。会長を見たかな。どう感じただろう。
 それとやはり、テイオーの実況と須山氏の解説が面白みを倍増させることを確認。それは西口プロレスとかにも共通することではあるが。

テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

  1. 2006/08/20(日) 23:10:27|
  2. NEO
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