凸観戦記

(おもにJWP、女子)プロレス観戦記です

アイスリボン 目黒(夕)

20080913(16時〜夕方の部)アイスリボン#4 千本桜ホール

 前説で、さくらより謝罪があり。
 2つ、カードが変更になってしまった。1つは、昼の部でさくらと戦った真悠いちこが、夕方に田村と対戦する予定だった。それが、昼の最後の反省会ですこし予兆はあったが、逆エビが想像以上に痛くて「もう出来ない」と大泣き、家に帰っちゃったらしい。田村の相手はX、入場時に発表する。
 もう1つ。マサ子がもう男子とは戦いたくない。何回も言ってるのに。
 この台詞に、相手として予定されていた宮本が怒り、これもまた帰ってしまった。なんとか急きょ女子選手をブッキングしたので、Xになります。

 この回のレフェリーは、第1試合のみしもうま、後さくら。リングアナあおいは変わらず。


1.〇さくらえみ(6:18回転エビ固め)×聖菜

 師匠のエルボーやチョップを、聖菜が徹底してブロック。はたまた脇固めに切り返したり。
 シュークリームの体勢に担がれても、するりと背後に着地する。

 動きの先の防ぎ合い。2度まで、相手のスイングDDTを抱き止めて、さらに半回転を加え元のコーナーに押し戻したさくら。
 3度めの正直でこれを成功させた聖菜は、首から腕を離さずにフロントチョーク。そのまま裏返すようにスマッシュマウスっぽく投げたうえブリッジしてフォールする、ここまでを一連の動作で。すばらしい。

 2発めは低かったものの、重いさくらをボディスラムで2連投、そこからコーナーの踏み台に上りボディプレス、それを読んださくらがカカトで迎え撃とうとする、さらにそれを読んだ聖菜が足から着地してジャックナイフへ、それをさくらが押し返してエビ固め、逃れんとする聖菜を離さず横に回転してもういちどガッチリ押さえ込み、師匠の面目を保つ勝利。

 聖菜は、おとなしいイメージがあり、気迫が表面からはうかがえず損している部分もあると思うが、技術的な進歩はめざましい。


2.〇田村欣子(5:44Wリストアームサルト)×牧場みのり

 セコンドだけのはずだったみのりがXとして代打出場。
 あとで本人みずからも語っていたが、8月のアイスリボン・1を欠場して久しぶりの試合になる牧場にとっては思わぬチャンス。

 ただ、何発、前腕をふるってもタムラ様は動じない。かえって、一撃のエルボーで這いつくばらされる。
 得意の変形コブラツイストにも付き合ってもらえず。

 地道に片足タックルで相手を倒し、強引に裸締め。ついで体落としなど、柔道技をなんとか打ちこむが、逆に田村が拷問コブラをみせる。このダメージで、のちのちまでみのりは胸の上のほうの筋を痛そうにさすっていた。

 意地でも牧場、大外刈りから変形コブラを決める。
 しかしタムラは、重い膝蹴りをボディに3発(これも尾を引いて、みのりは腹部も押さえていた)。
 さっきの森久戦でも使った、敵のうなじにヒジを置いたまま押し潰すようなフェースクラッシャー。
 ブレーンバスターホールド、予告付きエースクラッシャーからのカバーは撥ねた牧場だったが、両手首投げに沈む。
 昼の部の真琴は返した技で敗れ、ブランクが空きがちな間についてしまった同期との差を感じさせた。

 田村は全試合終了後、まず真悠について謝り、みのりについて「道場マッチで見て、いちどやってみたかった」「なんだか今日は、2回とも勇気みたいな人とで…」と、また笑顔であった。


3.〇宮本裕子(4:56フロッグスプラッシュ)×高梨マサ子

 赤コーナー、テーマ曲はなぜか「バクバクkiss」、出てきたのは…

 いや、笑った。
 あおいちゃんのコール時のキャッチフレーズ、昼の裕向は“ヤンキー魂”、今回のゆうこは“レディース魂”。
 マサ子もむきあって様子を確かめ、「たしかに女子ね」。

 男子インディー選手のマイクの小芝居はいらないなんて言ってすみませんでした。あの前フリで、このオチは良かった。

 ただ、出落ち感が強く、試合中も登場時のインパクトを越えられない気がしたので、レフェリーがクイックカウントでさっさと終わらせた、その処理も正解だったと思います。


4.〇真琴、赤城はるな(7:02WアームスープレックスH)りほ、×しもうま和美

 ゴングが鳴ってすぐの赤コーナー、赤城にシーソーホイップの要領で投げられた真琴がボディプレス、の連係を、りほにカカトで迎撃され失敗。

 その直後の場面で、権利が無いまま出ずっぱりでマットに居続けたり、中盤には場外へ、最前列を破って突き進もう突き進もうとしたり、しもうまさんは小型「ブレーキの壊れたダンプカー」的な趣がある。
 この場外戦を、赤城さんが座布団で反撃。それをさらに、りほさんが、マットの下敷きにしている低反発材?の1ピースをはがして持ってきて殴り返す。しもうまさんも加わってハチャメチャなチャンバラ。

 後半は、しもうまと真琴との一騎打ちになる。
 昼にも見せた、ミドルからややハイ気味の威力ある回し蹴りでダウンを奪った真琴。1度めの人間風車橋はカットに遭うが、ブレイジングチョップ(!)を挟んで再度のWアームSPXホールドで完勝。
 レフェリーさくらに挙手されるのは拒む(笑)。 

 昼の部では納得がいっていなかったような真琴も、2連勝のいずれもみずからは権利を持っていなかったが赤城も、会心の表情。赤城さんは、この勢いを借って明日14日、昼はデビュー戦の相手でもあった同期・しもうまと、夕方はタムラ様と、闘うもようだ。

テーマ:プロレス - ジャンル:スポーツ

  1. 2008/09/13(土) 19:44:06|
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